下呂温泉を一泊二日で観光するならどこへ行く?
今回は下呂温泉を一泊二日で満喫できるモデルコースをご紹介させていただきます。「日本三名泉」の1つでもある下呂温泉は、温泉だけでなく、風情ある街並みや美しい自然、歴史的な建造物、美味しいグルメまで魅力がいっぱいです。
今回は、車なしでも楽しめるコースと車で行って楽しめるコースをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
下呂温泉の観光スポット


(引用)
温泉だけでなく、訪れたい観光スポット、お出かけスポットがいっぱい!
下呂温泉は、「日本三名泉」の一つであるだけあって、滑らかな泉質が自慢の単純温泉(アルカリ性単純温泉)で、温泉に入って日本有数の温泉街をブラブラするのも王道の過ごし方です。
下呂温泉へは電車や車でアクセスでできます。温泉地といえば、アクセスの悪い場所にあることが多く、車でしか行けないところも多いですが、下呂温泉街はJR高山本線下呂駅から徒歩10分ほどで到着可能なので、気楽に行けます。
下呂温泉の魅力的なスポットをご紹介します。お好みに応じてチョイスしてください!
- 温泉や温泉地の雰囲気を好きな方には、飛騨川のせせらぎを聴きながら足湯を楽しめる「下呂噴泉池」、温泉を科学と文化の両面から紹介する博物館「下呂発温泉博物館」、地元のグルメの食べ歩きを楽しめる温泉街散策
- 文化や歴史を好きな方には、下呂温泉の歴史を感じる「温泉寺」や合掌造りの民家が並ぶ「下呂温泉合掌村」
- 街歩きの好きな方には路地裏通りを歩く「筋骨めぐり」地元でとれた野菜や地元で生産している地酒、地元で生産・製造しているこんにゃくなどが並ぶ「いでゆ朝市」
- 自然や古代ミステリーが好きな方には、日本一の溶岩流や滝巡りを楽しめる「がんだて公園」、縄文時代の天体観測施設であったとされる巨石群「金山巨石群」
訪れてみたい観光スポットがたくさんありますので、無理なく周って下呂温泉を楽しんでください。
車なし1泊2日、温泉と街並みを楽しむ旅
1日目まったりと下呂の温泉を楽しむ!




(引用)
下呂温泉の湯めぐりと街を歩いてグルメ、観光スポットを楽しむ!
下呂温泉は、周囲に山並みがせまり温泉街中心部に飛騨川が流れ、山里の風情を感じることができる温泉街です。下呂駅から温泉街は徒歩でも行ける距離で、さまざまな観光スポットも歩いて行ける範囲に点在しています。
中世からの歴史のある神社仏閣、自慢の飛騨牛などを楽しめる食事処、インスタ映えするスイーツなどテイクアウトの食べ歩きも楽しめます。
また、下呂(ゲロ)の音にちなんだ「加恵瑠(かえる)神社」カエルをモチーフとしたオブジェやグッズ、料理などが多くみられます。足元の消火栓や仕切弁、神社の灯篭など「カエ探し」も楽しめます.
無料の足湯が多いので、散策に疲れたらひと休みしながら下呂温泉を楽しみ尽くしてください。
午前 | 下呂駅に到着し、駅を出て右手の下呂市総合観光案内所で情報収集。 |
昼 | 飛騨牛など地元グルメを堪能。 |
午後 | 「温泉寺」「さるぼぼ神社」「下呂発温泉博物館」などを訪れつつ温泉街を散策。露天風呂や「下呂噴泉池」などの足湯、3つの共同浴場で温泉を満喫。 |
夜 | 旅館・ホテルで宿泊。温泉に浸かり、夜の温泉街の散策も楽しむ。 |
湯めぐり
下呂温泉で湯めぐりしたい方へのおすすめは、「湯めぐり手形」。こちらを1枚持っていれば、日帰り入浴を実施している手形加盟旅館のお風呂を3ヶ所まで利用できます。(1枚1,500円(中学生以上)下呂市総合観光案内所などで「温泉手形」の販売をしています。)
足湯めぐり
また、下呂温泉街にはたくさんの足湯があり、“足湯めぐり”もおすすめです。下呂温泉街の真ん中を流れる飛騨川の河川敷にある「噴泉池」は下呂温泉の下呂温泉の中央にあり、下呂温泉のシンボルともなっています。飛騨川を眺めながら、下呂温泉の源泉を堪能できます。
温泉寺
温泉街にある「温泉寺」は、下呂温泉と共に歩んできた歴史のお寺です。173段の石段を上りつめた先に本堂があり、眼下に下呂の町並みを一望できます。薬師如来が白鷺に身を変え、下呂温泉の源泉のありかを告げたとの伝説があり、本堂前にある湯薬師如来尊像からは、下呂温泉の霊湯が湧き出ています。
写経・座禅会を希望により随時行っているので、希望される場合は事前にお問い合せ下さい。
(日没まで拝観自由 JR下呂駅より徒歩15分 )
下呂発温泉博物館
下呂温泉をもっと知りたい方は、全国でもめずらしい温泉専門の博物館「下呂発温泉博物館」へどうぞ。温泉の湧き出すしくみや、泉質、効能や温泉文化などを学んだり展示物や体験コーナーを通して温泉をもっと知ることができます。無料の足湯もあります。
(9時00分~17時00分 木曜日(ただし、祝祭日の場合は翌日)大人400円 小人200円 JR下呂駅より徒歩8分)
加恵瑠神社
「加恵瑠神社(かえるじんじゃ)」は2010年に新しい下呂温泉の名所として誕生した神社で、カエルの神様「加恵瑠大明神」が祀られています。 加恵瑠大明神の石像に賽銭を奉納すると有り難いお告げが聞けるとされています。(JR下呂駅より徒歩5分)
2日目周辺観光とグルメを満喫!



(引用)
午前 | 地元の特産品の並ぶ「いでゆ朝市」や白川郷から移築した合掌造りの民家「下呂温泉合掌村」を訪れ、昔ながらの日本の風景に触れる。 |
昼 | 下呂温泉合掌村でランチを楽しむ。 |
午後 | 飛騨金山で昔ながらの街並みを楽しむ「筋骨めぐり」。 |
アクセス
2日目「いでゆ朝市」へは下呂駅から濃飛バス下呂交流会館行約6分「朝市前」バス停下車、または下呂駅から徒歩20分程。朝市から「下呂温泉合掌村」へは徒歩約10分です。
飛騨金山駅へは、「下呂温泉合掌村」バス停で乗車、下呂駅前行き約6分、または徒歩約20分で到着、その後JR高山本線に乗車約30分。飛騨金山駅は、昭和の雰囲気が漂う駅舎が写真映えする場所として人気です。
下呂温泉合掌村
下呂温泉街にある「下呂温泉合掌村(8:30〜17:00)」は、日本の原風景を再現した合掌の里の中、白川郷などから移築した10棟の合掌造りの集落を再現した観光スポットです。往時の生活を知ることができるほか、ロクロ体験や陶器の絵付体験、さるぼぼ作り、紙漉き体験などの体験に参加することもできます。(入場料大人800円、小人400円、営業時間午前8時30分~午後5時00分 (最終入場受付午後4時30分))
村内は「合掌の里」と「歳時記の森」の2つのゾーンで構成されていて、飛騨の生活文化と山野草をはじめ、さまざまな植栽から四季を感じながらの散策も楽しめます。また、175メートルの「森の滑り台」は合掌村の遠望と、スリルが堪能できます。(1回3才以上100円)
いでゆ朝市
下呂温泉合掌村の入り口下で開催されるのが「いでゆ朝市(8:00~12:00)」。地元の新鮮な野菜や地元特産品のトマトジュースにブルーベリージャム、あかかぶの漬物、地酒や手作りの工芸品や骨董品のお店が軒を連ねます。ただし、毎年3月~12月のみ営業で、荒天の場合は休みとなりますので、開催時期を見逃さずに!
筋骨めぐり
映画のセットのようなレトロ感あふれる街並みをめぐる「筋骨めぐり」も近年、人気となっています。飛騨街道 金山宿に建ち並ぶ民家の隙間にせまい路地が張り巡らされています。迷路のような入り組んだ道を探検してみましょう。筋骨めぐりは、JR飛騨金山駅または国道41号線沿いのドライブイン飛山がスタート地点で、こちらで散策マップを入手できます。(PDFはこちらから入手可能)
車あり1泊2日、豊かな自然を楽しむ旅
1日目下呂の自然と温泉を楽しむ!


(引用)

(引用)
午前 | 「がんだて公園」で大自然を体感。 |
昼 | 「巌立峡(がんだてきょう)ひめしゃがの湯」で炭酸泉と飛騨の郷土料理ランチを楽しむ。 |
午後 | 温泉街散策。下呂温泉の湯めぐりや疲れた足を点在する足湯で癒して。 |
夜 |
旅館・ホテルで宿泊。温泉に浸かり、夜の温泉街の散策も楽しむ。 |
がんだて公園
下呂から約40分の「がんだて公園」は、絶景が楽しめる約5万4千年前の御嶽山の噴火によって形成された日本最大級の柱状節理の大絶壁「巌立」や展望台、売店、駐車場などが整備された公園です。公園内には、滝が多くあり「滝めぐりコース」が整備されています。主要な滝には「三ツ滝」、「あかがねとよ」「からたに滝」などの遊歩道があり、圧倒的な自然の中、森林浴や滝セラピーを体験できます。
営業期間は、例年3月下旬~12月中旬までで、 冬期間は案内所・売店・トイレは閉鎖されます。環境維持協力金、大人ひとり300円。駐車料金は無料。
巌立峡(がんだてきょう)ひめしゃがの湯
「巌立峡(がんだてきょう)ひめしゃがの湯」は、全国でも珍しい高濃度天然炭酸泉のある日帰り温泉です。”風呂にすれば炭酸の凝りをほぐす効果””飲めば胃腸の調子を整える効能””食べれば独特の風味と旨さ”と3通りの方法で楽しめる泉質が特徴です。
元湯は、鉄分を豊富に含み、湧き出た直後は無色透明ですが、時間とともに茶褐色へと変化します。源泉である鉱泉(冷泉)は、まるで全身をシュワシュワと包むような爽快感があり、湯上がり後はポカポカになります。施設の外には飲泉場もあり、
ひめしゃがの湯には食事処も併設されています。鉱泉を使った鉱泉ゆどうふや鉱泉粥、鉱泉しゃぶしゃぶなど、高濃度炭酸泉を活かしたここならではの味覚が楽しめます。(入浴:午前10時30分~午後9時(午後8時30分受付終了)、食事午前11時~午後3時(午後2時30分ラストオーダー))
2日目周辺の渓谷美と縄文時代からの遺跡、青緑色の湖の美しいダムを巡る!



(引用)
午前 | 地元の特産品の並ぶ「いでゆ朝市」でお買い物。ダイナミックな峡谷「中山七里」をドライブ |
昼 | 「ドライブイン飛山」「ぬくもりの里温泉(旧 道の温泉駅かれん)」などで郷土料理のランチ、お土産購入。 |
午後 | 縄文時代の巨石文化「金山巨石群」、日本有数の美しさを誇る「岩屋ダム」を見学。 |
中山七里
下呂市三原地内から金山町までの間下呂市三原地内から金山町までの区間の「中山七里(なかやましちり)」は、美しい自然と急峻な山々と奇岩怪石で形成され、その渓谷美は四季の景観に富んだ景勝地として知られます。みどころは、屏風岩、羅漢岩、孝子ヶ池、牙岩、円空岩などがあり、特に紅葉時期がおすすめ。
金山巨石群
飛騨金山の「金山巨石群(かなやまきょせきぐん)」は、縄文時代の史跡「岩屋岩蔭遺跡」を含む 3か所の巨石群の総称。岩には明らかに人の手によって刻まれたくぼみや筋があり、イギリスのストーンヘンジのように、太陽暦として機能するように設計され建設された古代の天体観測施設と推測されています。金山巨石群リサーチセンター調査員がガイドする60~90分の有料のガイドツアーもあります。(問い合わせは金山町観光協会)
岩屋ダム((東仙峡金山湖))
「岩屋ダム((東仙峡金山湖))」は、日本有数の美しさを誇るロックフィル式ダム。事前予約で、ダム操作室などを見ることができるダム見学コースが無料で体験できます。(問い合わせは水資源機構岩屋ダム管理所) 金山湖畔では緑豊かな山々に囲まれた青緑色の湖が広がり、遊歩道では四季折々の散策が楽しめます。
まとめ
今回は、日本有数の温泉地、下呂温泉で一泊二日の観光モデルコースをご紹介させていただきました。
下呂温泉は、温泉はもちろん、さまざまな旅気分、「綺麗な景色を見たい、気分転換をしたい、リフレッシュしたい、プチ冒険をしたい、美味しいものを食べたい、自然に触れたい…」を叶えてくれます。
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